社長にとって、コンサルタントって必要???

テーマ:社長のこころがまえ

おはようございます!!

夢見る2代目社長のいとけんです。

突然ですが

コンサルタントという職業がありますよね

どんなイメージを持っていますか?

私は、友人にコンサルをやっている人も多いし

私自身がコンサルタントをやっていますので

とっても言いにくのですが・・・

昔は大っ嫌いでした

(過去形ですよ過去形)てへぺろ

なんで嫌いだったのかというと

理屈と理論で固めて

現場の思いや事情なんて無視して

頭でっかちの指導しかせず

結果的に現場が混乱し

崩壊させたのに

当人は

高額の報酬をかっさらって

なんの責任も取らずにトンズラする

そんなイメージを抱いていたからです

実はこういうイメージを抱くようになった

理由はあります

それは

ある有名な大物コンサルタント

(今でもメディアにちょくちょく登場しています)の

評判を聞く機会がとっても多かったからですショボーン

なんせこの方の話

10人の社長さんがいたら、その10人から

「あいつのせいでメチャクチャになった」

「あいつが社長にいろいろ吹き込んだ」

「それまで培ってきた良い伝統、文化、全部あいつがぶっ壊した」

などなど

同じような批判をたくさん聞いたのです

さすがに全ての方から同じ評判を

実例を混えながら聞くと

ああそういう人なんだなって思います

そして業界でもトップクラスで有名なコンサルタントがそうなんだから

きっとコンサルタントという人は

みんなそんな人間なんだ・・・ムキー

と勝手に思い込んでいったのです

でも実際のところはどうなのでしょう?

そう今日は

コンサルタントって必要?

ってことについて書いてみます

コンサルタントって

立ち位置でいうと

自身の持っている知識やノウハウ

それを経営の現場に提供し

より成果を上げるためのサポートをする

まあ昔でいうと

軍師

みたいな立場だと私は勝手にイメージしています

劉備は孔明を軍師に迎えてから

流浪の日々から明確なビジョンを描いていけた

秀吉は

竹中半兵衛や黒田官兵衛がいたからこそ

天下取りへ邁進できた

優秀な軍師がいることで

目的を果たしたと言う話はよく聞くことです

直接現場に出るわけではない

ただ

情勢や今の組織を俯瞰して見つめ

正しく助言し

時としてトップの在り方まで正してくれる

そんな

優秀な軍師がいるかどうか

これは組織を成長させていくためには

大きなポイントになるのでしょう

それって社内の人材じゃダメなのか・・・

という考えもあるかとは思いますが

社内にも当然役員の方や、

番頭さんのような立場の人はいるでしょうが

どうしても社内の事情に捉われてしまいがちです

「勝ちを千里の外に決す」

という言葉があります

漢の国を建てた劉邦が

軍師の張良を評価していった言葉です

その場にいなくても遠い戦場に勝利をもたらすことができた

それを可能にしたのは

戦場とそれ以外の情勢を俯瞰してみつめる

こうあって欲しいなどという

希望や願望ではなく

客観的事実からことを見つめていく視点をもち

そのためにどうするべきかという

戦略戦術のノウハウを沢山持っていたから・・・

つまり俯瞰し客観的に情勢を判断し

そのために何をなすべきか

それについての深い知識を持っていたから

そういう視点って

現場のたたき上げの方とかだと

良い悪いではないですが

なかなか持ちにくいものです

また

社長としていると

誰も指摘してくれる人はいなくなりがちで

客観的に自分自身を見つめてくれ

課題を指摘してくれる人って

やっぱり成長していく上では必要です

そんな

軍師のような存在が

いた方がいいに決まってるなと思うのです

自分自身の経験でいいますと

このブログでは何回も書いてますが

私が社長になったばかりの頃

本当に厳しく大変でした

何をしたらいいかわからない

何から手をつけていいかわからない

手をつけたところで、

どうしたらいいかわからないえーん

そんな時

社外の方で

色々アドバイスしてくれた方

本当に貴重でした

ただやっぱり外部の方と話をして

その方の提案を聞いていたりすると

色々問題も起こってきました

特に先代や古参の役員の方々は

面白く思っていませんでした

「何か吹き込まれているに違いない」

「マインドコントロールされているんじゃなの」

「相談するならなんで自分らに相談しないんだ」

そんな不平不満が渦巻いていました

まず理解しなきゃいけないのは

こういう思いを抱くことは当たり前の反応だということ

社外の人から色々言われて

社内の人間が面白いわけがありません

ここで大切なのは

最終的な決定権は社長にある

だから責任も社長にあるということを

はっきりさせておくことです

なので

冒頭の大物コンサルタントの方

周囲の評価で

あいつのせいでおかしくなった、

あいつが社長に色々吹き込んで迷走した

責任も取らずにトンズラしやがった

と散々悪口を言われていましたが

この方が取り組んだことの良し悪しは別にして

それを受け入れたのも社長だし

OKしたのも社長ですから

責任は社長にあるわけで

このコンサルタントを責めるのは

お門違いですよね

実際私も色々アドバイスをもらったりしましたが

それはあくまで一つの意見

それを受け入れるかどうかは

私の責任において

私が決めることなんです

実際いろいろアドバイスしていただきましたが

それら全てを受け入れたわけじゃない

トータルでいうと半分も受けてないかもしれません

そういう社長の姿勢が知れ渡っていくと

外部の人間のいいなりになってる

マインドコントロールされてる

なんてことは言われなくなっていきました爆  笑

そしてなぜ社内の人間に相談しない?

という問いに対しては

これは私だけに当てはまる内容かもしれませんが

はっきりとした答えはありました

それは

「会社を倒産寸前の状態まで落ち込ませた

そんな経営陣に

なんで相談しなきゃいけないんだ!!」

という思いでした

できていなかった人たちに何を聞く必要があるの?

という思いです

さすがに直接いいませんでしたが

そんな気持ちがありましたので

いくら言われても

全く気にはしていませんでした

ただ

あんたらの言うことなんか聞いてられないよ!!

みたいな姿勢だと

対立を深めるだけです。

ですから

必要なこと

つまり

専門分野に当たることや

実際に方針を決定した後

それをどう現場に落とし込むか

といった実践に関することは

こういった方々と相談するようにしていきました

結果的には

会社はなんとか倒産寸前の状態は脱して

その後、回復していくことができましたが

これは

絶対に私だけでは

できませんでしたし、

社内の人間だけでは

できなかったことでしたニコニコ

コンサルタントといっても

いろんな方がいます

冒頭の大物コンサルタントの方が

実像はどうなのかは分かりませんが

コンサルなんて・・・

みたいに一括りにしないで

一人一人をみて欲しいですね

当たり前ですが

素晴らしい方はいますので・・・

天下をとった武将に

名軍師がいたように

より良い軍師を探してみましょうね

最後までお読みいただき、

ありがとうございました

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