
テーマ:社長のこころがまえ
おはようございます!!
夢見る2代目社長のいとけんです。
毎月購読しているビジネス雑誌がありまして、
その雑誌の中でとくに好きな連載記事があります
それは
倒産した企業の原因をレポートした記事なんです
毎月、倒産した会社を取り上げ
その経緯と原因の分析が書かれていて
これが本当に学びになるんですよね〜
誤解しないで欲しいのですが
潰れた会社を見下しながら
悦に入っているわけじゃないですからね
「勝ちに不思議の勝ちあり
負けに不思議の負けなし」
といいます
倒産してしまったのは何故なのか?
そこにはやっぱり何かしらの原因があるわけで
その原因を分析することで
本当に学びになるのですよ
実際に色々なケースをみてみると
社長自身の決定がトドメとなったケースが多い
あの時のあの決定が間違ってた
というようなことです
その決定も
結果を見ればなんとでも言えるけど
その時点ではベストだと判断したわけで
間違った判断をしたから
社長が悪い!!
と言い切ってしまうのは
酷だとは思います
(私も社長ですしね・・・)
ただトップである以上
結果の責任をすべて背負うのは
これは当たり前のことです
まあでも社長の責任が大であることは当然として
その雑誌に取り上げられた会社は
掲載されるくらいですから
そこそこ大きな会社ばかりなのです
当然それらの会社には取締役が他にいたわけです
その役員たちはどうだったのかな???
そんなことを少し考えてみました
そう
社長と役員が
同じ方向に向かって進んでいたのだろうか?
目的や方針は一致していたのだろうか?
私はその辺りにも問題があったのではないのかな
そんなことを感じたりするのですよね
ワンチーム
なんて言葉がラクビーW杯の時によく聞きました
同じ目的に向かって一丸となっているか?
めっちゃ大事です
そうなっていれば
1+1が2にも3にも10にもなる
勢いよく前進していけます
目指す目的と
その目的に向かうための姿勢や取組みを一致化させる
って事
当たり前だけど
意外と身近な人とそれができてなかったり
するものなんですよ
というのも
これまで何度も書いていますが
弊社はいつ潰れてもおかしくないような
本当に低迷していた時期がありました
その時によく社内で見られた風景だったのですが
先代社長がこれからこうしていくぞ!!と決定しても
役員が後になって
平気でそれを覆すようなことばかりいうのです
たとえば
あるサービスを今度からこういったやり方でやるのだ!!と社長が決定しました
ところが役員たちは
その決定の場では何も言わず、
現場で部下を前にすると
「あんな指示聞いていたら、手間ばかりかかって大変だよ」
「また思いつきで何か言っているよ」
って文句を言い社長の指示には従わないように指示を出す
結局その決定も有耶無耶になり
社長は社員に、社員は社長にも役員にも不信感だけが残っていく
こんな状態でした
これってどっちが悪い???
って話ですが
社長にも当然責任があります
でも私は役員たちにより問題があると思うのです
色々意見があるならば
役員会議などで直接言える立場なのですから
そして
一度決定されたことは
実行していくことが当然ですよね
実行してダメだった責任は
決定した社長が背負うのですから
(責任を背負わないような社長は最低ですけどね)
どうしても受け入れられない
従えないというのであれば
その組織を去るしかないのです
少なくとも社長のすぐそばにいる
役員はそうであるべきでしょう
目的や方針の違う人がいる、従わない人がいると
組織内は混乱しますよね
それがトップのすぐそばにいる人であれば
なおさらです
アメリカに向かおうと船長が言っているのに、
副船長がイギリスに向かうと言っていたら
その船のクルーは混乱します
今は攻める時ではない、守るのだと大将が言っているのに
重臣たちは今が攻め時だ!!と言っていたら
これまた混乱するわけです
一度こうする!!と目的と方針が定まれば
やはりそこに向かって一丸とならなければ
戦いにもならないのです
社長や役員が
目的や方針を一致させる
当たり前のことなんだけど
これが出来ていないと
組織全体がおかしくなっていきます
冒頭であげた
倒産してしまった会社の話しを読んでいると
そこがダメだったケースが多いです
(役員が親子だったり身内だったりってケースが多いですが)
どうも組織がうまくいっていない
思ったように動いていないな〜というとき
その側近の役員やスタッフ達と
本当に
目的や取組は一致しているかな
徹底できているかな
実施できているかな
まずそれをチェックしてみてくださいね
意外と身近なスタッフのほうが
できていなかったりすること
多いですからね
最後までお読みいただき
ありがとうございました