人は見たいものを見て、信じたいものを信じるもの

テーマ:社長のこころがまえ

おはようございます!!

夢見る2代目社長のいとけんです。

今もそういった会社

あるでしょうけど

朝、営業に出発するときに

決起集会的な朝礼を行ってから出発するなんてこと

よくありましたよね

スローガン的なものを唱和し

そこのトップが檄を飛ばし

それにメンバーが大声で返事をして

大声を出して決意表明をしてから出発するアップ

みたいな

今でもYouTubeとかで

社会問題になった

豊田商事の朝礼風景がアップされています

問題になった会社の朝礼だから

怪しいな〜なんて気持ちになりますがガーン

似たようなこと

やっていたところ多いと思うのです

だからと言って

私は別に

みんなで声を合わせ

決起集会のような雰囲気のやり方おかしい!!ムキー

なんてことを言いたいわけではないです

大声を出す効果も当然あるし

目指すものや意識を

しっかり共有していくこと

100%無意味だとは思えないです

意味もあるし意義もある

実際それで成果が上がっているところも

あるわけですから

ただ本来の目的や意義から外れて

みんなが激しく大声を出していることで

上司が満足してしまっていること

結構あるような気がしているのです

どういうことかというと

みんなで声が合っているから

気持ちも一つになっている

みんなスローガンを理解してくれている

そんな風に捉えている人が

そこそこいると感じているのです

でも当たり前だけど

みんな納得していることの方が少ないです

頭で納得していなくても、辛くても

なんか感情を揺さぶられて

動いいる人も多いものです

「人は論理で納得して感情で動く」

と誰かの言葉でありましたが

感情だけで動いていても、

納得がなければ

次第に疲れてしまいます

そういった

一人ひとりの心の状態を

きちんと把握できているかどうか?

それが大切だと私は思うのです

そういうことをしているだけで

みんな気持ちが一つになっている

場が盛り上がっている

と思い込むことって

危険だと思うのですよえー

人は見たいものを見て、信じたいものを信じます

願望で組織の状態を見ると

事実はかなり違ってたりしますから

気をつける必要があります

一人ひとりの姿勢をよくみて

個別にしっかり対処しておけば

まさか!!あいつが!!

みたいな事態を防げます

なんでこんなこと書いているかというと

とあるビジネス系の団体でのことなんですが

そこの中心になっている方は

いい雰囲気で盛り上がっていると

認識していらっしゃるそうなんです

でも実際は

参加している何人かは

まったく違う認識なのです

盛り上がっているのは一部で

頑張っているところに水を差したくないので

場の空気を乱さないよう合わせている

そんな感じらしいのです

これは別に

どちらが正しいとかよい悪いとかではなく

少なくとも感じ方の違う人たちがいる時点で

一丸となっている

という状態ではないわけですよね

であるならば

一丸となるため

思いを一つにしていくように

個別に取り組みをしていく必要はあると思うのですが

そういったアクションは何も起こしていない

そこが大いに問題だなと思うのです

一丸となって盛り上がっている

そんな状態を願うのは当然ですし

願望をもつことは大切なことです

でも冷静に事実を把握していかないと

後々問題になっていく可能性があります

人は信じたいものを信じるし、見たいものを見ます

どうしてもこうありたい!!

という願望が強い人ほどその傾向で見てしまうものです

プラスの部分を過大評価し

マイナスの面を過小評価する

そうなりがちですからニヤリ

願望で組織の状態をみると

事実はかなり違ってたりします

気をつけないといけないことですよね

でもこれって会社でもよくあることです

社長が方針を語ると

みんな頷きながらよく聞いてくれている

みんな気持ちが一つになっている

きっと自分の思いをしっかり理解してくれて

前向きになってくれているハズだ!!

と願いたいところですが

場の空気を読んで

合わせているだけの人もいるのです

本当はどうなんだろう?

少し疑ってみることも大切です

願望をいったん横において

本当はどうなの?とよく観察していると

気持ちの方向がバラバラだったりするのが

みえてくるものです

バラバラな状態を

全体に向けて発信するだけで

一致させていくことは難しい

個別に対応していくことが

大切なんですよね

前に立って話していて

みんながわかってくれている!!

なんて思わないように

気をつけましょう

(自戒を込めててへぺろ

最後までお読みいただき

ありがとうございました

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