やらないことも決めていますか???

テーマ:社長のこころがまえ

おはようございます!!

夢見る2代目社長のいとけんです。

弊社は4月で年度スタートのため

10月で折り返し、下半期のスタートになります

この後半戦スタートに当たって

各メンバーと個別に打ち合わせをしてるんですが

あるベテランスタッフの話をしてた時

「ん???」

違和感を感じたことがありました

 

会社ではいろんな取り決めがあります

みんなで

こんなことをやっていこう!!

こんな取り組みをしていこう!!

と決めていることもいろいろあります

で、

あんまりそれをやっていなかった

スタッフに理由を聞いたところ

「ちょっと気分が乗らなくて・・・」

「現場終わって疲れてる後に、

やる意味がわからなくて・・・」

みたいなことを言ってきたんです

今日は

この時感じたことについて

書いてみます

まず原則的なことを言うと

社長には決定する責任があります

そして何を決定するのかというと

やることと

やらないこと

を決定することです

トップが決定を他者に委ねているようでは

強い組織にはなりません

どうするかを決めるのは社長の仕事です

どうせ結果の責任を背負うのは社長なんです

であるならば

自分が決定したこと!!

に責任を取りたいですからね

で、前述したスタッフの話

このスタッフは

やらないこと

を自分が決めていますよね

「気分がのらない」

「納得してない」

からやらないと自分で決めている

これだと

決定権者は

このスタッフだということになります

これは

組織としては

あり得ないことです

これは私の考えですが

決定権者だから

責任者になれるんだ・・・

と思うのです

つまり

決定する以上

その結果の責任は背負うことができる

でも

決定しないで行われた結果の責任

それまで背負えというのは

あまりにも酷ですよね

やること

これは

まず社長が決めている

はずです

でも

やらないこと

を社長が決めているでしょうか?

今から10年以上前のことです

わが社の先代は

とにかくいろんな事業に手を出す人でした

そして

現場にどんどん

新しい取り組みを押し付けてきました

 

でも

現場では

しれっと取り入れてるフリして

それを取り組もうとはしませんでした

なぜなら

プラスαで手間がかかるし

めんどくさいから

 

また気持ち的にも

業績がどんどん悪化している中で

「また余計なことに手を出して・・・」

みたいな空気が職場に蔓延しており

素直に言うことを聞く雰囲気ではありませんでした

やることは社長が決めていたのに

やらないことを役員、

社員が決めていたのです

 

当然

会社はいつまで経っても

厳しいままでした

社長は

自分がやらないことを決めたわけじゃないから

責任を感じない

社員は

自分らでやらないことを決めるから

基本的に

新しいことや

プラスαのこと

余計な手間がかかることは

やろうとしない

その結果

組織はどんどん活力を失い

衰退していく

まさにそんな状態でした

やることも

やらないことも

決めるのは社長です

 

そしてその結果の責任を

全て背負うのも社長です

別に独裁者になりたいわけじゃない

ただ

そういう組織としての基本

それがしっかりと整った上で

はじめて

良い組織になっていけるのだ

そう感じています

まずは社長自身が

職場で

それがしっかりできてるか?

言いっ放しで

自然消滅してしまった取り決めとかないか?

しっかりチェックしてみてくださいね

全然できていなかったなぁ

そんな自分自身の反省も込めて

書いてみました

最後までお読みいただき、

ありがとうございました

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