
テーマ:社長のこころがまえ
おはようございます!!
夢見る2代目社長のいとけんです。
3回目の緊急事態宣言が出されました
これに対しては色々な意見があるでしょう
ただ会社を経営している立場からすると
ホント勘弁してくれ・・・
というのが本音ですね
零細企業にとって
この情勢は本当にキツい
先行きに不安を感じ
早めに撤退する
つまり会社を畳むという選択をする気持ちも
わからないでもないです
私の家の近所でも
えっ〜この店がなんで〜
とビックリするくらい
流行っているようにみえていたお店が
閉店しているのを見かけることが多くなっています
こんな時に
経営者として
気持ちが沈んでしまうのも
仕方ないことではありますが
逆に
開き直って
から元気でいるくらいな方が
道は開けるものなんですよね
色々なことがあっても
「それがどうした!!」
(銀河英雄伝説のアッテンボローのセリフです。
わからない方は銀英伝を読んでみよう)
という気概をもって
事に当たっていくことが大切です
で、ここで大事なのが
危機的状況なのだを
内部にしっかりオープンにして共有すること
共有した上で
「それがどうした!!」
という気概を見せることなんです
私自身
社長になってから
今まで存亡の危機って何度もありました
社長になった時すでに
いつ潰れてもおかしいくない状態でしたし
財務状況なんてすぐに良くなるわけもないから
毎年、というか毎月が綱渡りのような感覚でした
一人で眠れない夜を過ごしていましたけど
そんな社長の悩み苦しみ
スタッフの誰もわかってくれないわけです
なぜわかってくれないのか?
立場の違い、視点の違い
いろいろありますけど
一番大きな理由は
知らないから
聞いてないから
結局いろいろな問題があることを
黙っていましたから
わかるわけがないのです
そこである時から
財務上の問題とか
現状の課題とかを
オープンにしていくようにしました
倒産寸前であることを
素直に公表したのです
すると
その状態で頑張っている姿
前向きな姿をみて
何人かは
「社長すごいな!頑張っているな!」
と思ってもらえ
「一緒に頑張ろう」
という姿勢になっていったのです
(同情されたわけではないですよ)
そりゃそうですよね
何に立ち向かっているのか
何に苦しんでいるのか
それがわからないで
前向きに頑張っている姿を見せたところで
「社長はお気楽でいいよね〜」
と思われるのがオチですから
同じ社内のメンバーに
見栄はって
うまくいっているようにみせるほど
ムダなプライドはないです
一緒に乗り越えるためにも
一緒に戦ってもらうためにも
状況はオープンにすべきなんですよね
あと危機的状況なんだと思われたら
人が去ってしまうのではないか・・・という心配ですが
見切りをつけて去る人が出るのは仕方ないです
沈む危険が高い船からは
早く脱出しようとするのは
その人の人生の選択として当然のことです
責めることはできません
残念ですけど
去ってしまわれたとしたら
「人件費が浮いたな〜」
くらいに捉えておけばいいのです
かつての弊社のように
積み重ねられた組織的な問題や
負債による危機より
このコロナのように
問題の対象がはっきりしている
わかりやすい危機の方が
みんなで立ち向かいやすいです
今の会社の状況を
しっかりと共有していきながら
それがどうした!!
という気概をもって立ち向かっていきましょう
そんな意識でいたら
道は開けるはずですから
まずは社内で危機感を共有する
そこからはじめてみましょうね
最後までお読みいただき
ありがとうございました