「政治家が賄賂を取っても、それを批判できない状態が政治の腐敗」〜一週間を元気に出発できる名場面〜

夢見る２代目社長のいとけんです。

１週間の始まりとなる月曜日は

漫画、アニメ、映画などで出てくる

すごく勇気づけられた

感動した

元気になった

そんな場面、言葉を掲載していきます

私がみたものが前提になるので

かなりジャンルが偏ることをご了承ください

久しぶりの更新ですが

今日取り上げるのは

私が大好きだった小説が原作の

長編アニメ

「銀河英雄伝説」です

この物語は

人類が宇宙に進出したはるか未来の世界を描いた

SF物語です

ただSFですが

異星人やロボットが出てくるわけではなく

あくまで人間の営みとして

戦いや政治が描かれています

さまざまな立場、信条をもった多彩な登場人物と

その人たちが織りなす

壮大な人間ドラマがとっても魅力な作品です

皇帝が君臨し特権階級としての貴族が支配する

専制国家の銀河帝国と

民主主義国家の自由惑星同盟

これらの勢力が銀河系を２分して争っているのですが

物語は

皇帝や特権意識の塊である門閥貴族を憎み

それを打倒して、自らが銀河の支配者になろうとする

常勝の天才、ラインハルトと

腐敗した民主主義の政治体制に辟易しながらも

民主主義の軍人としての矜持を守ろうとする

不敗の名将、ヤン・ウェンリー

この２人の英雄を軸に描かれています

語り始めるとキリがないくらい

深い話しで、名言、名シーンがてんこ盛りなんですが

今日の取り上げるのはこちら

「政治の腐敗とは、政治家が賄賂を取ることじゃない。

それは政治家個人の腐敗であるに過ぎない。

政治家が賄賂を取っても、

それを批判できない状態を政治の腐敗というんだ」

前述した自由惑星同盟側の英雄、ヤン・ウェンリーのセリフです

自由惑星同盟は

民主主義を標榜していましたが

実態は一部の権力者が大衆を扇動し

利権を貪り

腐敗しきっていました

そんな中、腐敗している政治体制を打倒しようと

一部の軍部がクーデターを起こします

ヤンはそのクーデターを起こした部隊を鎮圧していくのですが

その時

「我々は腐敗した政治を打倒しようとしたのだ！！」

というクーデター部隊に対して

ヤンがいうセリフです

国家に限らず

組織において

おかしいな・・・と思うことは色々あります

それを「おかしいですよ」

ということを言えないような状態が

本当に腐敗している状態なんだよな

そんなことを考えさせられます

社長！！それおかしいですよ！！

と言われると

正直腹立ちますが

（特にその批判がピント外れだったりすると尚更）

それを言ってくれているうちは

まだ健全なんだ

と思うようにしています

最後までお読みいただき

ありがとうございました